・全身性エリテマトーデス
発熱、関節痛、顔面の蝶形紅斑などを主症状として、白血球減少、貧血、血小板減少、 蛋白尿、抗核抗体,(抗dsDNA抗体,抗Sm抗体,etc)等の検査の異常を認め、 20~40才台の女性に多い病気です。
その他、肺、心臓、中枢神経系にも病変の認められる事も有ります。治療は副腎皮質ホルモンや免疫抑制剤などが使われます。
治療は長期になりますので患者自ら病気を理解する事が大切です。
■ ■ ■
・慢性関節リウマチ
俗に"リウマチ"と呼ばれる病気です。
複数の関節病変を主症状とする病気ですが、 貧血、肺線維症、腎不全など(関節外病変)も合併します。
診断はアメリカリウマチ協会の診断基準に準じてされます。薬物療法としては種々の鎮痛剤、抗リウマチ薬、副腎 皮質ホルモン、免疫抑制剤等があり、ほかに理学療法や外科的療法があります。
いずれにしても病気を治癒させる事は困難な事が多く、なるべく病気の進行を遅くさせる事が 大切です。
■ ■ ■
・全身性強皮症
全身の皮膚が硬くなっていく病気です。
そのため関節の運動も少しずつ制限をうけて いきます。
■ ■ ■
・シェーグレン症候群
涙腺と唾液腺が主に障害される病気です。
そのため涙が減少するので眼の異物感と乾 燥感、口腔については唾液の減少による口内乾燥、口渇感などをかんじます。
その他に 関節痛(炎)を合併する事があります。
■ ■ ■
・多発性筋炎、皮膚筋炎
筋肉の炎症を主症状として、それに皮膚症状を合併する事が多い病気です。
筋肉の炎症のため筋力の低下を認めます。躯幹近位筋(身体の中心に近い筋肉)に始まり、徐々に筋力の低下を認めるため階段昇降、起立、立ち上がり時に困難を自覚します。
顔面、 関節伸側面、前胸部、手指伸側に皮疹を認めます。
■ ■ ■
・混合性結合組織病
全身性エリテマトーデス、全身性進行性硬化症、皮膚筋炎の病状を併せ持っているが、 どれにもあてはまらず、抗RNP抗体を特徴とする疾患群。
北海道/帯広市医師会がお送りしている身近な病気についてのQ&A集です。
夜間(21時~翌8時)は帯広市夜間急病センターへお電話下さい。また、初期救急のときは下記の電話をご利用下さい。