「 眼によい食べ物」と同じですが、栄養バランスの問題が第一です。極端に不足している物があれば、これを摂取することは大変意味があります。
ただし、多量にとれば 良いかと言いますと多くの場合、副作用があります。ビタミンBやC系統は、多量にとっても水溶性で尿中に排泄されてしまうので危険はないと考えられていますが、特にビタミンA・D・E・Kなどは脂溶性ビタミンといって多量にとると体内に蓄積され様々な副作用を生じます。
最近では、抗酸化薬のβ-カロチンの大量投与で老化による病気や癌が防げるとの実験結果や、癌になりにくい人たちがβ-カロチンを含む食品を良く食べているとといった研究に基づき、実際に人にβ-カロチンを大量投与したら、逆に癌や心疾患が増えてしまい、倫理的に研究を中止したこともあります(スエーデン、米国)。
眼科領域で信頼性の高い報告としては、加齢黄斑変性に、ビタミンC(500mg)、ビタミンE(400IU)、β-カロチン(15mg)、酸化亜鉛(80mg)の内服が進行予防の効果があったとの(AREDS Report No.8)発表が2001年10月に米国でありましたが、まだ確定的とは言えません。
篠原眼科 院長 広瀬 茂人先生
北海道/帯広市医師会がお送りしている身近な病気についてのQ&A集です。
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