ストレスのため、網膜色素上皮(網膜と脈絡膜との間にある)細胞が死んでしまうために起ります。脈絡膜から網膜に水分が入り込み、網膜の中央に水膨れを作るために、 視野の中心がぼやけてしまいますが、視力低下は軽度です(多くは0.5以上)(図27)。

図27
この色素上皮細胞は再生しますので、 基本的には3ケ月以内に自然治癒してきます。光凝固治療(外来で無痛でできます)で 早く回復させることもできます。ゆがみなどが治癒後も残ることもよくありますが、これもほとんどの場合は、時間とともに気にならなくなります。
頻度はずっと少ないのですが、滲出(しんしゅつ)性中心性網膜症という病気もあります。これは、突然片眼の中心部が見えなくなり、視力が極端に落ちてしまう(多くは0.1以下)病気で、残念ながら視力は回復しません。
篠原眼科 院長 広瀬 茂人先生
北海道/帯広市医師会がお送りしている身近な病気についてのQ&A集です。
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