加齢により調節力が落ちているために、近方に焦点があわなくなってきた状態です。
調節力とは、近くの物を見る時に目の中の筋肉が収縮することによってレンズ(水晶 体:1の物が見える仕組み参照)を厚くし、ピントを近くにあわせる事をいいます(図 3・1)。

この力が年々衰え、正視(元々、遠くが眼鏡なしで良く見えていた人)で は40歳過ぎから、読書距離(約33cm手前)に焦点が合わせられなくなってしまいま す(図6)。

こうなりますと、老眼鏡(凸レンズ)で焦点を近くに合わせる必要 がでてきます。近視の人では、その人の近視の強さによりますが、調節力を働かせなく ても焦点が初めから手前に合っていますので、老眼鏡を掛けなくても近方が十分見える 事もあります。
篠原眼科 院長広瀬 茂人先生
北海道/帯広市医師会がお送りしている身近な病気についてのQ&A集です。
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