人工授精とは、医師が専用の針と注射器を使って、精子を女性の子宮内へ注入することです。これには、夫の精子を用いる配偶者間人工授精(AIH)と、夫以外の精子を用いる非配偶者間人工授精(AID)とがあります。
体外受精(IVF)とは、女性の卵巣から卵子を採取して、体の外で夫の精子を使って受精させ、受精した胚を女性の子宮に戻すことです。
具体的には、排卵誘発剤によって複数の卵胞を発育させ、十分に卵子が成熟した時期にhCGを投与し、34~36時間後に採卵します。採卵は超音波ガイド下に経膣的に長い針を卵胞に刺し卵子を吸引し採取します。採取した卵子を培養室で受精させ、さらに培養した後、胚移植(ET)といって受精した胚をチューブを使って子宮内に戻します。
(前)医療法人社団慶愛病院 医師 吉田 俊明先生
北海道/帯広市医師会がお送りしている身近な病気についてのQ&A集です。
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