光は、透明な角膜を透過して、瞳孔(ひとみ)をとおり、水晶体という眼のレンズで 曲げられ、さらに硝子体(しょうしたい)という透明の組織を透過し、眼球の後ろにある網膜に焦点を結びます。 網膜は光を電気信号に変える細胞の集まりで、ここで映像は電気信号に変換さ れます。この電気信号が視神経を通って脳に送られ、脳で初めて見たものが物として認識されます。
この経路のどこでも障害されると、十分な視機能が得られません (図 1・1)。

視機能には色々な特性があります。視力はこの中でも一番大切な物ですが、これは網膜の中でも一番敏感な細胞が集まっている黄斑部(おうはん)の機能を計測しています。
黄斑部とは、 眼底の中心にある直径1.5mmの網膜の一部で、ここでしか0.1以上の視力はでません。
網膜の病気では、この黄斑部に病変が及んでいるかどうかで全く視力が違ってきます(図1・2)。

黄斑部以外の網膜病変は、視野(物が見える範囲)に影響します。
篠原眼科 院長 広瀬 茂人先生
北海道/帯広市医師会がお送りしている身近な病気についてのQ&A集です。
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