便の中に含まれる血液の反応を特別な方法で調べるのを便潜血反応といいます。正常では陰性ですが、消化管のどこかで出血していると陽性に出ます。微量の血液にも反応するため、排便時に肛門の粘膜に傷がついた程度でも陽性になることがあります。
したがって、陽性であっても、実際に病気が見つかる可能性は10%以下です。
しかし、進行した大腸癌がある人の場合でも、60%くらいしか便潜血反応が陽性に出ませんので、陰性だからといって、100%安心はできません。
家族にがん患者がいる場合や何らかの症状がある人は詳しい検査を受けましょう。便潜血反応が陽性の場合、大腸内視鏡検査やX線検査を行うと約10%に異常所見が認められます。この10%の中には大腸ポリープが最も多く、大腸の進行がんが見つかる可能性は1%以下です。
したがって陽性に出たからといっても、すぐがんだと考えないで詳しい検査を受けてください。
北海道/帯広市医師会がお送りしている身近な病気についてのQ&A集です。
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