子宮の頚管の腺上皮が子宮腟部にみられるものを子宮腟部びらんといいます。
この名前は肉眼的なもので、ホルモンの作用により頚管内膜が内反すると言われ、成人の女性の40%に見られるといいます。したがって悪性のものではありませんので、心配はいりません。
高齢の女性では頚部が萎縮し、内側になって認められなくなります。しかし、びらん面が大きいとそれだけ、炎症を起こしやすく、白色や黄色のおりものが多くなります。
また、組織が血管に富むため、性交時出血しやすくたいへん不快です。
そして、癌が発生しやすい所であるため、びらんがあると言われた方は、必ず、癌検診は定期的に受け、おりものが気になる時は早めに治療が必要です。
医療法人社団慶愛病院 副院長 三浦 裕子先生
北海道/帯広市医師会がお送りしている身近な病気についてのQ&A集です。
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