産婦人科で妊娠中、検査するクラミジアとは、クラミジア・トラコマティスという微生物のことです。
弱い菌なのですが、新生児の結膜炎、肺炎、妊婦では流産、早産あるいは不妊、子宮外妊娠の原因になったりします。
感染(性的な接触)してもわりあいすぐに症状はでないで、感染してから数年たってから腹痛(骨盤腹膜炎)をおこしたり、性器出血したりするのが特徴です。つまり大多数の人は感染しても気づかないのが普通です。
しかし、感染している人の比率は高く、妊婦20人に1人という頻度です。
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検査は子宮頚管から標本を採取してする抗原検査、血液を検査する抗体検査の2種類がありますが、他の細菌検査のように感度は十分ではありません。
なぜなら、クラミジア・トラコマティスはたいへん小さな病原体でウィルスに近いほどで、検査法が最近進歩して検査感度が上がったため、ようやく発見された病気であるという医学の歴史があります。
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治療は2週間、抗生物質を飲みます。しばしばあるのですが検査で夫にはクラミジヤはいないといわれても検査の感度が十分でないため、見逃されている可能性がありますので夫も治療されることを勧めます。
大事なのは自分だけでなく夫も同時に治療することです。
(前)医療法人社団慶愛病院 医師 井上 亮一先生
北海道/帯広市医師会がお送りしている身近な病気についてのQ&A集です。
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