熱がでたときに痙攣をおこす病気には、てんかんや熱性けいれんのほか髄膜炎や脳炎などの頭の病気があります。髄膜炎や脳炎などの病気はほかの症状から診断がつきます。てんかんも熱が出ている時のほうがけいれんをおこしやすいので、熱性けいれんとてんかんの区別が一番の問題になります。熱性けいれんのほうが圧倒的に多いので片っ端からてんかんの検査をしたりはしません。
てんかんがうたがわれるような症状があれば検査になりますが、そうでなければ熱性けいれんとして様子をみていきます。
典型的な熱性けいれんは6カ月ころよりおこり、6才ころにはおきなくなります。家族に熱性けいれんのひとがいることがあります。けいれんの時間はみじかく多くは5分以内です。熱のあがっていく途中におこることが多く、典型的には38.5度以上の熱を伴います。一生に一回しかおきない人が50-60%で、2回しかおきない人が85%くらいです。急に熱が上がるとき「さむけ」がして手足がふるえ唇があおくなり痙攣そっくりな状態になりますが、意識がはっきりしていればけいれんではありません。
けいれんをおこしたときの注意
森の里こどもクリニック 院長 高橋 聰先生
北海道/帯広市医師会がお送りしている身近な病気についてのQ&A集です。
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