介護保険も始まり自宅での療養が多くなるにつれ,往診の依頼もこれから増して来るのではないでしょうか。皮膚科は検査データで判断できる科ではありませんし,最も重要なのは視診すなわち見ることなのですから,外来に来られない患者さんは困ってしまいますよね。特にご老人は大変だと思います。
最近では遠隔医療と言って,静止あるいは動画でも画像を送って診断・治療を行おうと言う試みが(実動もしていますが),大学病院レベルでは可能になっています。開業医レベルでは到底無理なお話ですが,パソコンがこれだけ普及していることですし,Eメールでデジカメの画像を送って診断なんてことぐらいはできそうかなと個人的には考えています。
でも,古典的ではあっても直接患者さんと接して診断・治療が行われることが望ましい思います。機械が介在しない人と人のつながりが往診なんです。大きな病院の皮膚科では皮膚科医として個人的な決定権がないのでちょっと無理でしょうが,我々であれば熱意さえあればいつでもどこへでも診察に伺いましょうと言うことになると思います。遠慮せずどんどん聞いてみてください。
具体例の一部ですが,遠慮が不安へと発展する前に在宅でも正しい治療が受けられるよう努力したいですね。
医療法人社団高木皮膚科診療所 院長 梶田 哲先生
北海道/帯広市医師会がお送りしている身近な病気についてのQ&A集です。
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