上で述べたように、クラミジアは初期感染も軽度で見逃されることが多いのに対して、淋病は陰茎の先端部が明らかに赤くなり、はっきりした膿汁(膿み)が尿道口から分泌されるこが多く、男性の場合比較的早く感染に気づき、治療される場合が多いと考えられます。
また、淋病の原因となる淋菌がいわゆる細菌で抗菌薬の効果も早く出やすいのに対し、クラミジアの原因となる病原体は人間の細胞内で増殖するという、ウイルスに似た増殖のパターンを示すため、淋病に比べて治療期間が長引く傾向があります。
また、最近注意が必要なのは、これらの病原体が、いわゆる風俗関係の女性の口腔粘膜に感染していて、性交を行わなくても感染する例が増えている点です。気をつけましょう。
医療法人社団高山泌尿器科 院長 高山 直久先生
北海道/帯広市医師会がお送りしている身近な病気についてのQ&A集です。
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