癌の場所により手術方法は異なりますが、癌を含めて前後5~10cm大腸を切除した上で、腸をつなげるというのが原則です。あわせて、癌の周囲に存在するリンパ節も取り去ります。癌がある程度進むと、癌の近くにあるリンパ節に転移している可能性があるからです。
肛門付近に出来た進行癌の場合、肛門を残すことが不可能なこともあります。癌の形態にもよりますが、一般的に肛門から約5cm以上離れていれば、肛門を温存することが可能です。
しかしそれよりも肛門側に癌が存在するときには、肛門も含めて腸の切除を行い、人工肛門を作ります。人工肛門は排便のために、おなかに袋を張り付けておく必要がありますが、近年その装具が発達し、運動や入浴も快適に行えるようになってます。
財団法人北海道医療団帯広第一病院 院長 富永 剛先生
(前)財団法人北海道医療団帯広第一病院 主任医長 和田 靖先生
北海道/帯広市医師会がお送りしている身近な病気についてのQ&A集です。
夜間(21時~翌8時)は帯広市夜間急病センターへお電話下さい。また、初期救急のときは下記の電話をご利用下さい。