大腸癌のスクリーニング検査として最も簡便かつ広く利用されているのは便潜血検査です。これは、便の一部を採取しこの中に含まれる血液を検出する方法です。
簡便でコストもかからない検査ではありますが、簡便ゆえ正確さに欠ける部分があります。良性のポリープや痔疾患などによる出血のため陽性になることが多く、実際に大腸癌が存在するケースは約3~5%に過ぎません。逆に大腸癌があっても、癌から出血していない場合には陰性に出ます。
つまり便潜血が陽性、と言うだけでは何も確定的なことはいえず、次に述べるような更に詳しい検査が必要です。
財団法人北海道医療団帯広第一病院 院長 富永 剛先生
(前)財団法人北海道医療団帯広第一病院 主任医長 和田 靖先生
北海道/帯広市医師会がお送りしている身近な病気についてのQ&A集です。
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