胃癌に対する診断や治療法の発達により、患者さんにあわせた多様な治療が可能となってきました。すなわち、早期胃癌に対しては内視鏡的粘膜切除術(EMR)や腹腔鏡下手術などの縮小手術が、進行胃癌に対しては術前化学療法(抗ガン剤治療)などが行われるようになりました。しかしながらその治療が不十分であったり逆に過剰だったりした場合、つまり適応を誤った場合には患者さんの不利益になってしまいます。そこで適正な治療と、施設による差を少なくすることなどを目的に、日本胃癌学会が中心となって平成13年3月に「胃癌治療ガイドライン」が作製されました。さらに平成13年12月には、胃癌および胃癌治療の理解の一助となることを願って、一般のかたのためのガイドライン「胃癌治療ガイドラインの解説」(日本胃癌学会編、金原出版株式会社、本体定価1,000円)が発売されています。
財団法人北海道医療団帯広第一病院 院長 富永 剛先生
(前)財団法人北海道医療団帯広第一病院 主任医長 和田 靖先生
北海道/帯広市医師会がお送りしている身近な病気についてのQ&A集です。
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