胆石とは、胆のう・胆管など胆道内において、胆汁成分から生成された石の事です。
胆のう内の結石を胆のう結石、胆管内の結石を胆管結石といいます。これら胆石による疾患が胆石症です。
胆石が存在しても必ずしも症状が現れる訳ではありませんが(無症状胆石、SilentStone)、通常、無症状胆石も含めて胆石症とよんでいます。
<病因> 胆石が生成されやすい条件として、胆汁成分の変化・胆汁のうっ滞・胆道の炎症があります。これらを促進する因子として、過食(特に脂肪摂取過多)・肥満などがいわれています。
<症状> 腹痛がおもな症状です。みぞおちや右季肋部に痛みがおきます。嘔吐や発熱、黄疸といった症状を伴うこともあります。 成人の男女にみられる病気です。特に中年女性に多く、みられます。
の4Fの人に多いといわれています。
<診断> 胆石の部位や大きさ・数は超音波検査でほぼ診断できます。その他CT(コンピュータ断層造影)、胆管造影がおこなわれます。
<治療> 無症状の場合や、症状がごく軽度の場合は経過観察とすることが多いですが、有症状の場合は一般に手術適応となります。
胆のう結石症の場合、現在は腹腔鏡下胆のう摘出術が一般的に行われています。手術後1週間位で退院できます。従来行われていた開腹での胆のう摘出術に比べ、手術侵襲が小さく、術後の創痛が軽度・入院期間が短いなどの長所があります。上腹部手術の既往がある場合や合併症・合併疾患の程度などにより、腹腔鏡下手術が不可能と判断された場合は開腹で胆のう摘出術を行います。
総胆管結石症では開腹手術が一般的ですが、最近では内視鏡での摘出術もおこなわれています。
社会福祉法人北海道社会事業協会帯広病院 副院長 及能 健一先生
北海道/帯広市医師会がお送りしている身近な病気についてのQ&A集です。
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